居心地づくり


居心地が良いと感じるお店って人によって違いますよね。話しかけてくれる店員さんとの会話が楽しい人もいれば、少し一人の時間を楽しみたい人もいる。その日の気分によっても変わったりするし、一人で来たのか誰かと一緒なのかによっても違ったりする。

コミュニケーションって難しいことだけれど、お店を見渡した時に、それぞれのお客さんが気持ちの良い時間を過ごしてくれていたら、働いている自分も気持ちよくなりそう。

そんな、それぞれの人に合った「居心地が良い」を創っているカフェがありました。

 

今回の募集は、「屋根裏部屋」「寂しい建築家」など独特のコンセプトで展開する、株式会社アティックプラニングが運営するカフェで働く人です。具体的な職種は、サービス・ホールスタッフ、調理スタッフ、バリスタ、パティシエ。

募集する店舗は、渋谷のattic room(アティックルーム)、恵比寿のark PRIVATE LOUNGE(アークプライベートラウンジ)、銀座のAPPARTMENT301(アパルトマン301、新店舗)の3店舗だ。ランチタイム、カフェタイム、ディナー・バータイムに営業しているので、食べ物やお酒の提供も行う。

シフト制だから、今の自分のライフスタイルに合わせて複業的に働くことも可能です。

 

今回は、日本語で「屋根裏部屋」という意味のattic roomにお邪魔しました。

東京きっての繁華街・渋谷。人並みの喧噪と林立するビルの森を抜けて、宇田川交番裏の雑居ビルを7階へと上がっていくとそこには別世界が広がる。都会の森で疲れてしまった人たちが自然に癒える、そんな場所だ。

店の中に入ると、席の雰囲気も様々だった。窓に面した明るい空間もあれば、少し奥に行くと、ランプの明かりで灯されたほの暗い空間もある。向かいあう席や、壁に向かってL字型で座る2人席もあるし、お店のコンセプト通りの屋根裏のような席もある。

置かれているのは、暖かな感じのする木製の家具、革張りのソファー、アンティーク調の美しいランプやこだわりの骨董品や小物たち。その時の気分に合わせて、自分が一番落ちつくことが出来る場所を見つけられそう。

 

このattic room渋谷店と新宿店の2店舗の店長を務める、鈴木啓介さんにお話を聞きました。

東京は新宿生まれ、現在30歳という鈴木さん。実は、大学卒業後の2年間は機械工具の専門商社で営業コンサルタントとして勤務していた。

「入社してから転勤で2年くらい北海道へ行っていて、友達が欲しくて週末毎晩ひとりで飲み歩いていました。自分にとっては未開の地の北海道で友達ができて、自分ってけっこうしゃべれるんだと思って。その時の仕事がしっくり来ていなかったというのもあるんですけど、興味があった飲食の世界でやってみようかなと思ったんです」

生まれて初めて暮らす、北海道での赴任生活。この生活で、人との関わりを求めて過ごすうち、人と人、お客様と店主、スタッフが交わる「交差点」のような、居心地のいい空間、飲食店への転職を志すようになった。そして、会社を退職する。

その後、食の専門学校、レコールバンタンに通い始める。そこで出会ったのが、講師を務めていた株式会社アティックプラニングの現取締役・五味美貴子さんだった。それが縁で、鈴木さんは社員になることを前提に、アルバイトとしてアティックプラニングに入社させてもらうことになったそう。

入社した翌年には社員となり、それから系列のいくつかの店舗勤務を経て今に至っている。店長を任されるようになってから、どういった方針で店舗作りをしてきたのだろうか。

「店長になりたてのころと今とでは、思考も変わっていて、つまらなくないようにしたいとは思っています。お客さんはもちろんですが、自分も働いている人たちも楽しくやれるように。ゆるめられるところはしっかりゆるめて、締めるところは締めてくれればいい」

「自分なりのプレースタイルは持ちなさい、と言っています。それぞれに任せていて、引っかかることがあれば指摘するというくらいです。お互いの目指すベクトルが合っている限りは、それでいいと思っています」

鈴木さんが語るように、ホールを行き交うスタッフたちはきわめて自然体。そんな自然体のサービスと雰囲気のある空間で、若い女性を中心としたお客さんたちが、まるで自分の家や友達の家でくつろぐかのように時を過ごしている。スタッフもお客さんも自然でいることが、鈴木さんが言うベクトルなのだろうと感じられた。

部下のスタッフとは和気あいあいと、時として同じ距離で冗談も言い合うという。これまで、業務において失敗といったことはなかったのだろうか。

「納得いかないもので、5種類のメニューを8種類にするという上司の指示がありました。こだわりの少品種を出すというよりは、バラエティ豊かな提供をしようということで。僕のやりたいものではなかったので、やりたくないと返事をした。試しでやってみてと言われてしぶしぶやってみたら、売上げが上がったんです。それが初めて味わった敗北感。悔しかったですね」

鈴木さんは、今は主にドリンクのメニューを考えている。ドリンクは鈴木さんが時間があるときに作って、味にこだわりがあるスタッフたちが「おいしい」「おいしくない」とメニュー企画にあたって、わいわいと盛り上がるのが楽しいそうだ。

本当は、他のスタッフにも新作メニューを出してもらって、自分も「おいしい」「おいしくない」と味見する立場で盛り上がりたい、そう少しいたずらそうに笑っていた。今では出したメニューがきちんと売り上げに貢献しており、日々の研鑽の賜物だ。

ドリンクは、四半期に一回、新しいものを5~6種類メニューに登場させているのだそう。スイーツは月に1回、ランチメニューは毎週、ディナーは半年に1回新しいメニューを考えるそうだ。

そして、店長の鈴木さんはメニュー開発を通じて、これからのお店のビジョンをこう語る。

「これからは、30代の人たちが来てくれるイメージのお店にしたい。そのために、ドリンクから年齢層を拡げていきたい。お酒の種類を充実させつつ、お客様が飲んだことのないものを提案していく方向を目指していきたいです」

 

店長である鈴木さんだが、裏方でマネジメントに回るよるもむしろ「現場」のホールにいることが好きだと言う。

「ホールで、お客さんに接していたいですね。店長として、ホールからスタッフに指示出しするのもスタイルに合っています。あまりフレンドリーな接客は得意ではないんですけど、お客さんによって、話しかけられるのが好きな人もいればそうでない人もいると思うので、ホールを周って様子を伺いながら接しています」

ホールが好きであること、お客様に接して満足していただくことが好きであること。これは、鈴木さんの将来の夢にもつながっているようだ。

「将来的には独立したいですね。飲み屋、バーのような感じのお店をやりたい。カウンターしかないお店で、自分がカウンターに入ってお客様と接したい。カウンターで話すのが好きなので」

ご本人は、いたって店内ではお客様との一定の距離を保ってはいながら、やはり接客、人に喜んでもらうことが好きなようだ。

 

そんな店長の鈴木さんを支える、頼もしいスタッフが浅香葵咲さんだ。入社時から、店長の鈴木さんと同じ店舗で働くなど、お互いを知る間柄だ。

専門学校を卒業後、アティックプラニングで働き始めた。それから数年働いているが、そのうちの1年間は、いったん辞めて他の会社のカフェで仕事をしていたと言う。どうしてまた戻ってきたのだろうか。

「他の会社のときはキッチンを担当していましたが、ちょっとキッチンは違うなあと。今この店舗では、ホールを担当しています」

ホールで接客することが大好きという浅香さんだが、サービスについて特別に気を付けている点、こだわりというのはあるのだろうか。

「この会社の先輩に教えてもらったんですけど、お客さんだけど、家族や友達が家に来てくれたような感じで接するようにしていますね。自然にお水を出したりとか、そういった気持ちを常に持ってやっています」

新メニュー作りもやっているそうだ。

「私はスイーツを企画開発して、月に一度、新しいスイーツをメニューに出しています。その季節のフルーツを使ったりすると、やっぱりよく出るんですよ」

もちろん、スタッフみんなで試食をするようだが、鈴木さんは「僕は、お酒好きなので、甘いものはちょっと…」と苦手なようで、主に鈴木さん以外のスタッフの方で試食をしているようだった。

仕事の中でいちばん楽しいことは?

「忙しいときがいちばん楽しい。みんなで一致団結するような感じが。忙しければ忙しいほどテンションが上がる人が多くて、みんな強がって疲れていないふりをしてみたり。体力的にはきついこともありますけど、お客さんも笑顔で帰ってくれるし充実感があります」

大変だったことや失敗話も聞いてみたが、「ガムシロップをこぼしたことがあって、ベタベタになって大変でした」と、鈴木さんと笑いあっていた。とにかく仕事が楽しいようだった。

お店で挑戦したいことは?

「店長になりたいです。営業の数字を見たり、お店の全体を見れるようになりたいですね」

隣にいた現・店長の鈴木さんを見ながら笑って話していた。

 

最後に、一緒に働きたい人を鈴木さんと浅香さんに聞いてみたら、共通する答えだった。それは、手を抜かない人、向上心がある人。

空間とサービスでお客様に居心地の良さを提供するだけでなく、働く人も充実感を感じている。だからこそ、良いサービスが提供できる。そんな良い循環のようなものを感じました。

子供のころを思い出すような、懐かしいインテリアや小物たち。どこかノスタルジックな空間で、ときには真剣にときには楽しく、お客様それぞれに「居心地が良い」を届ける仕事をやってはみませんか。

(田代哲太郎)

 

株式会社アティックプラニング
募集職種 サービス・ホールスタッフ、調理スタッフ、バリスタ、パティシエ
仕事内容 上記職種に応じた仕事
働く場所
  • attic room(アティックルーム、渋谷)
  • ark PRIVATE LOUNGE (アークプライベートラウンジ、恵比寿)
  • APPARTMENT301(アパルトマン301、銀座、新店舗)

※新店舗もオープン予定。オープニングスタッフも同時募集中。

働く時間 10:00-24:00の中で交代制 ※店舗により異なる。
求める人物像
  • 人を喜ばせるのが好きな方
  • 自分のアイディアを形にしてみたい方
  • モノづくりが好きな方
雇用形態 アルバイト
給与 940円~(22:00以降 1,175円~) ※経験・能力により決定いたします。

交通費全額支給、グループ店舗20%OFF、食事付、昇給制度あり、社員登用制度あり

募集予定人数 複数名
応募方法 以下のフォームより、お名前/メールアドレス/電話番号/ご年齢/希望職種をお送りください。担当者から追ってご連絡させていただきます。
その他 正社員・契約社員の募集として、アティックプラニング採用ページの以下の職種も募集しています。

  • インテリア・ストアスタッフ(家具職人以外)
  • 本部スタッフ(広告営業、飲食コンサルティング、SPプランナー)及びECサイト管理者と本部サポート業務をまかせられる方

■株式会社アティックプラニング採用ページ

http://www.atticroom.jp/recruit.html

※正社員・契約社員の求人応募は、上記アティックプラニング採用ページの要項に沿って、直接ご応募ください。

 

 


2017年03月03日 | Posted in 売る・接する, 求人 | タグ: No Comments » 

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